携帯ストラップ用マスコットフィギュア製作のご注文の流れとお支払いについての詳細。貴社だけの完全オリジナルグッズ製作への第一歩です。お客様と弊社の綿密なお打ち合わせによって、完成度の高いオリジナルグッズへと近づく道のりです。
マスコット製作に使用する樹脂の材質について
マスコット製作に使用する樹脂の材質について(その1)
樹脂製の携帯マスコットの材質は、ポリレジンとPVC(塩化ビニール)の2種類の樹脂が使用されている場合がほとんどです。
寸法精度や内部構造が必要な場合に、プラモデル等で使われるABS樹脂や 柔らかいスポンジのような手触りの発泡PU(発泡ポリウレタン)などの樹脂も
使用される場合がありますが、製作ロットや製品の仕上がりについて
ポリレジンやPVC樹脂製と比べて取り扱いが難しい部分が御座います。
マスコット製作に使用する樹脂の材質について(その2) ポリエステル樹脂(ポリレジン)
ポリエステル(ポリレジン)樹脂はマスコット製作で良く使用される2種類の材料の硬いタイプの樹脂です。
シリコン型で成型出来るので、型代等の固定費も柔らかいタイプのPVC樹脂よりも安く出来ます。また納期も早く出来ます。、ご提示致しますサンプルは量産品と同じ材質着色でご確認いただけます。
欠点と致しましては、細く長い部分は割れ欠けの可能性があり、複雑な構造も出来ません。多くの場合元デザインから製作可能な形状に多少のデザインの変更・修整が必要になる事が多い点です。
ポリレジンで製作したマスコットは、通常最終にクリアー塗装を施しますのでセラミックのように発色も良く、1種類の型に後加工でボールペンや耳かきマグネットなど複数のパーツでの仕上げが出来るのも、大変大きなメリットになります。立体マスコットを5000個まで小ロットで生産される場合のトータルコストが安く納期の速さ・対応パーツの多さなど実績NO.1材料です。
マスコット製作に使用する樹脂の材質について(その3) PVC樹脂
PVC樹脂はマスコット製作で良く使用される軟らかいタイプの樹脂です。成形するのに金型が必要で型代等初期固定費用はポリエステル樹脂製マスコットに比べると高くなります。
金型で成形しますので、寸法精度が高く製品形状が均一なので手足など別々のパーツで成形したあと組み立てたり、パット印刷で細かい着色が出来るなど、ポリエステル樹脂マスコットに比べるて複雑な形状や着色での製作が可能なため、より元デザインに近い製作が可能です。
また、固定費は高いですが日産数量が多く大きなロットで製作する場合はポリエステル樹脂マスコットより早い納期で出来る場合があります、またトータルコスト的にも安く出来る場合があります。製作ロットが万単位の場合はPVC樹脂での製作実績が圧倒的に多くなります。サンプル確認過程は原型サンプルと量産サンプル2回の確認が必要です。マスコットのデザインの細い長い部分がデフォルメが出来ない場合や、複雑な形状の場合、1万個以上の製作ロットの場合などはPVC樹脂での製作をお勧めいたします。
マスコット製作に使用する樹脂の材質について(その4) ABS樹脂
ABS樹脂は、プラモデルなどで遣われる硬い樹脂です。寸法精度が必要な場合に適します。複雑で細かい ラインは、PVC樹脂のように出来ません。車や機械物、玩具や音や光などのセンサーを取り付けた商品 などの製作に適します、キャラクターや動物人物などのマスコット制作には不向きです。 提示サンプルは別の材料で作ります。形状確認の上金型製作、金型完成後塗装したもので着色の確認と 量産サンプルの確認作業が必要になります。金型代当固定費が高く、製作数量が多く納期がある場合に お勧めします。
マスコット製作に使用する樹脂の材質について(その5) ソフトPVC樹脂
完全な立体のマスコットではなく、半立体のマスコットを柔らかいPVC樹脂で製作する タイプのマスコットになります。片面だけのタイプと表裏両面のタイプがあります。 このソフトPVCタイプのマスコットが立体タイプのPVCやポリレジン樹脂のタイプと一番異なる点は、塗装では無く着色した原料を順番に型に流し込みます。細かい部分の再現性 は限界があり、また仕上げのクリアー塗装等も出来ませんので完成品の発色は樹脂色 そのままになります。
マスコット製作に使用する樹脂の材質について(その6)
発泡ポリウレタン樹脂①
※現在取り扱いを一時中止しております。
スマートフォンの増加により、柔らかい発泡ポリウレタン樹脂製のマスコットも増えてきてます。 サイズ的にある程度の大きさが必要になる事と、製品形状の制約や着色のクオリティがポリレジンやPVC樹脂に比べると低いため材質・製法上のデメリットが多くありますが、柔らかい質感重視の場合はご検討販促ください。量産品のばらつきも多いので事前もご了解、 ご承認を頂いた上での生産になります。
マスコット製作に使用する樹脂の材質について(その7)発泡ポリウレタン樹脂②
※現在取り扱いを一時中止しております。
発泡ポリウレタン樹脂のマスコットはたい焼きの型と良く似た金型を生産個数に合わせて複数つくり回転する成形台の上で型の中に溶けた原料と発泡剤を入れ成形をします。
このような単純な生産方法と発泡剤を入れる事により量産上やむ終えないデメリットをお客様のも御了解頂く必要がございます。
※発泡ポリウレタン樹脂マスコットの御留意いただく事柄
・形状つきまして
単純な構造の型で成形いたしますので、シンプルで極端な凹凸や細い部分の無い形状のマスコットのみ生産可能です、多くの場合元デザインから発泡ポリウレタン樹脂で生産可能なデザインにデザイン修正が必要になります。