マスコットの製作用多面イラスト・資料は?
立体マスコットストラップ製作開始に必要な資料とご注意いただくこと 多面イラスト(その1)
ストラップやキーホルダー・ボールペンなどに付ける立体マスコットの製作を開始する時に準備する資料は、 製作するマスコットの多面イラストや写真等資料が必要です、原型師がサンプル作成するときに全体の形がわかればOKです。通常は多面イラスト(前後左右上5面)が多いですが左右対称場合などは4面でも結構です。
立体マスコットストラップ製作開始に必要な資料とご注意いただくこと 多面イラスト(その2)
イラストの原寸確認
マスコット製作用多面イラストは原型師が手作業で原型を製作する為の資料ですので、機械的な図面の様なサイズ指示は必要ありません、サイズは最長部の長さだけでOKです。
注)特別に寸法精度が必要な場合は必ずサイズ指示を御願いいたしまう(ポリレジンンでは出来ない場合もあります)
また多くの場合元々の製作対象から2~3cmサイズに縮小するために、元デザインや形状から製作可能な形状に簡略化デフォルメが必要になります。イラストや写真を実際の製作サイズに原寸で印刷してご確認を御願いいたします。量産サイズにして0.5mm以下のラインや点などマスコットで再現できない細かい部分は簡略化が必要です。また手足尾等細い部分もデフォルメが必要になります。
立体マスコットストラップ製作開始に必要な資料とご注意いただくこと 多面イラスト(その3)
多面イラストの整合性について
正面だけ描かれたキャラクターなどから立体マスコット製作用のイラストを作成する場合、正面から見た元デザインから想像で横面・上面などを書いていきますが、目など各パーツの位置や見え方は実際の見え方に近く描くと不自然に見える場合が多いですがあくまで原型師がサンプルを製作する為の資料ですので側面から見ても可愛く描くなどはイラスト全体の整合性が無くなりサンプル作成に必要以上の時間がかかったりする場合が出てきます。
通常は正面イラストを基本にその他の面は見て目より整合性を重視してください。
サンプル作成時も基本は正面から見た目を重視して製作させていただきます。
立体マスコットストラップ製作開始に必要な資料とご注意いただくこと (その4)
乗り物や機械など実物が現存する物をマスコットにする場合にはキャラクターなどと違い、原型師の経験則が生きません。そのために必ず多面の資料が必要になります。
実物があるためにほとんどの場合は写真が元資料になる場合が多いですが、写真を元資料にデフォルメを原型師に任せて再現可能な範囲で製作させる方法も御座いますが、この場合は出来上がったサンプルを見てから変更があれば、別料金にある可能性がございます。たとえば電車に車両などを作成する場合長さを短くする事になりますので窓の数や大きさと車両とのバランスなどは実物のイメージを残しながら漫画のような感じでデフォルメが必要になります。
ある程度出来上がりイメージを確認しておくためにも、現物写真を多面イラストにすることをお勧めいたします。