マスコット製作のパーツについて
パーツについて(その1)
キャラクターや商品などを立体マスコットにしてノベルティ販促品として配布或いは販売される事が決まった場合、以前であれば圧倒的に携帯ストラップとしてご使用される事が多かったのですが、最近はストラップ以外のパーツでマスコットを制作されるケースもかなり増えてきております。
では、実際にどのパーツでの製作が多いかと言いますと弊社の実積ではボールペン・マグネット・耳かき・キーホルダーが多い順番になるかと思われます。
それぞれのパーツを使ってマスコットを製作した場合の、製作上の違いや製作に適したマスコットの種類・形状・用途・マスコットとして実際にお客様に使って頂ける期間などを弊社の経験を元にご説明させて頂きます。
パーツについて(その2)マスコットボールペン
携帯ストラップ用マスコットの次に需要が多かったマスコットボールペンですが、ここ最近はマスコットを製作を検討しているけれども、スマホが主流なので携帯マスコットはどうも・・他のパーツで作りたいとお考えのお客様が増えてきましたが、そこでまず一番に検討されるのがボールペンかと思われます。オフイスでもご家庭でも必ず使って頂けるボールペンにマスコットを付けて販促品やグッズ販売される場合が確実に増えてきています。
ボールペンにマスコットを付ける場合、携帯ストラップ用の形状のままで取り付け可能なのはペンにボールチェーンでぶら下げる外付けタイプになる場合が多いのですが、ボールペンの場合イメージとしてはペントップ(ノック)部分に付いたタイプを製作希望される方が多いんです、しかしペントップ部分に付ける場合は形状に大きな制約がでます。
ペン軸部分がマスコット底面にささる構造になっているために、マスコット底面に穴をあける必要が有ります。ペンのタイプによって多少の差が有りますが10~5mm程度のほぼ平らなスペースがマスコット底面に必要になります。したがってたとえば人型を全身で製作希望の場合足の裏にそれだけのスペースを作ると全身の高さはかなり高くなり実用性が悪く、コストも高く現実的では無くなります。そのために通常は上半身や頭部だけにするなど製作形状の制約と修正が必要な場合が多くなります。弊社では製作対象のデザインをご確認させていただきましたら製作デザインのアドバイスやご案内、マスコットやご予算に合わせて適正なペンのご紹介をさせて頂きます。
パーツについて(その3)耳かき
マスコット耳かきは、どちらかと言うと販促品としてではなく販売品として製作される場合の方が多いアイテムですが、
同じキャラクターを継続的にイベント等でご使用されている場合や、同じ形状のマスコットで複数のパーツで同時に製作する場合にはご使用される事が結構多いアイテムです。
形状の制約もボールペンほど大きくなく製作できますし、一般家庭での使用頻度はボールペンと同等程度にはありますのでキャラクター系のマスコットパーツとしてはずせないアイテムです。
パーツについて(その4)マスコットマグネット
おなじみのホワイトボードや冷蔵庫に貼り付けて使うマグネットですが、用途的にはマグネットシートや樹脂製マグネット等に名入れ印刷したタイプと同じですが、立体成型ですのでオリジナリティが全く違ってきます。ご使用例としては酒造メーカー様や食品メーカー様のボトルや瓶・缶など容器のミニチュア、パン屋さんのお店一押しのパン、機械メーカー様の新製品のミニチュア販促品、もちろん通常のキャラクターマスコットも製作可能です。
オフィスのデスク回りや、ホワイトボードに着けていただければ最もながく使って頂け、販促広告品としても販売商品としても地味なようですが大変魅力のあるアイテムです。
以前は黒くて大きいフェライトマグネットを裏面にボンドで接着するタイプが多かったのですが、マグネットが外れやすい欠点が有りましたが、現在弊社では小さくて強力なネオジウム磁石を裏面に穴開け加工しその中に装着しておりますのでマグネットが外れやすい欠点は大幅に改善されました。
またマグネットが小さくなったために形状の制約部分も改善されました。一度着けて頂ければ本当に長期間お客様の目に着く事がマグネットタイプの最大の特徴です。